Kalafinaアリーナライブ2016全公演(速報版1)

※今回は、こま切れになって申し訳ありませんが、(速報版)として複数回に分けて執筆、アップします。後日、完成したところでひとつにまとめます。
※神戸初日・2日目、武道館初日・2日目をあまり区別せずに「4days」という括りで、まとめて書きます。特に「この日のアレが!」という場合は、注釈つけます。
それでは…、

幕開けはサプライズ
「Kalafinaとは何か?」宣言

まさか!?のオープニング

梶浦サントラが流れる神戸ワールド記念ホール。
定刻直前に流れる「まもなく開演します」のアナウンス。
ただ会場が大きいだけで、いつもと変わらぬ開演前の光景。
やがていつものように、照明と音楽が一斉にフェードアウトし、舞台上にバンドメンバーが現れ、観客は拍手を持って迎えることになるだろう。
多くの観客が(私も含め)そう思っていたのではないか。

しかし、そうはならなかった。

照明は、まるで夏の日射しが静かに夕暮れを迎えるかのようにゆっくりと、なかには青い照明が蛍のように明滅しながら、1分ほどかけて徐々に客席を闇へと誘っていった。

灯があたるのは、バンドセットもなにもない空っぽのステージ。
静寂と緊張。

やがて、ステージ奥の幕の隙間から、Keikoがまっすぐ、ゆっくりと前に進み出た。 続きを読む

神戸ワールド記念ホール2days・神戸限定ネタMC

ネタバレを避けたMCのみのリポートです!

“Kalafina Arena LIVE 2016”
神戸ワールド記念ホール2days終了しました。

まだ武道館が残ってますので、ネタバレにならないよう、
神戸限定の話と思われるネタをいくつか。

《Hikaruのグッズコーナー》

(10日:トートバッグ紹介)

神戸弁使用…「全然うまくないので、温かい心でご覧ください」のはずが、例によって標準語になってしまい苦戦。
トートバッグの使用法を、なぜか「生協で買い物する時は」で語る。
キャベツが入る!ゴボウも入る!牛乳も!と生活感満載で場内爆笑。
時々、思い出したように頭に「バリ(とても)」と、
語尾に「○○○とー。」とつけ、
最後をなんとか「~と、思っとーよ!」でまとめる。 続きを読む

Kalafinaアリーナライブ:神戸初日ネタバレなし感想

「Kalafinaとは、何なのだろう?」

驚きと興奮と感動のライブの間、
目の前のステージで起きていることに意識を振り回されながら、
頭の片隅で考え続けていた。

今回のKalafina初のアリーナツアーについて、
事前のメンバーへのインタビューからは、
これまでとは異なる、新しいKalafinaを打ち出そうとしていたことがうかがえた。
特に、演出担当の南流石氏は、「私がやっていることは振り付けではない。Kalafinaの凄さを引き出すこと。Kalafinaの新しい扉を開く。」と明言していた。

Kalafinaはデビュー当時から見続けているが、確かに彼女たちのイメージは少しずつだが確実に変化を重ねてきた。
「劇場版 空の境界」のための梶浦由記プロデュースのミステリアスなユニットから始まり、ゴシック&ダークな曲から歴史番組のEDまで歌い上げるボーカルユニット、アニソン界随一の実力派、アコースティックライブをクラッシックホールでおこなうオトナのコーラスグループetc.
それぞれへの変化・拡大はその都度驚きではあったが、梶浦由記の音楽観と広大な音楽世界に収まるものであり、想定されるKalafina成長予想の、延長線上にあるものだった。

ところが今回のアリーナライブでの新しいKalafinaは、梶浦の音楽世界とは異なる、“ビジュアル・ステージ演出”の世界からもたらされたものだ。 続きを読む

カウントダウン・コメント!神戸ワールド記念&日本武道館

いよいよ開幕!“Kalafina Arena LIVE 2016”

“Kalafina Arena LIVE 2016”開幕当日を迎え、
自分自身どうにもこうにもそわそわして、
いろんな記事を読んでいるうちに、他所様の引用をまとめてしまいました。

Kalafinaのメンバーや演出家、プロデューサーの、
開幕に向けての言葉やつぶやきです。
主な引用元は「エンタメ特化型情報メディア スパイス」。
この9月に5回連続でネット掲載された “Kalafina×SPICE 「Road to Arena LIVE」”。

Wakanaは…

「昨年、日本武道館公演を初めて行ったあと、出来ることまだまだあるんだ!って思って挑んだのが『Kalafina LIVE TOUR 2015~2016 “far on the water”』ツアーでした。
それも超えて今回のアリーナライブになるので、新しい物を見せるのはもちろん、お客様にもっと近づけるライブにしたいと思っています。」

Keikoは…

「音のエンタテインメントがテーマ」っていうのはこれまでに色んな所でお話してきましたが、
それに私たち3人の声、そしてミュージシャンの方々の演奏、その音たちを視覚でも感じて頂く音のエンタテインメント。
お客様が心地よい空間作りをしたいんです。一瞬足りともお客様を素の世界に戻したくないんですね。 続きを読む

いよいよアリーナツアー!裏テーマは「Kalafinaデビュー秘話」!

表テーマは…謎!?

さていよいよ、Kalafina初のアリーナツアーが始まります!

9/10(土)・11(日)神戸ワールド記念ホール
9/16(金)・17(土)日本武道館

今回の見どころは…、といきたいところなのですが、
実は今回のツアー、長年ファンをやっている者から見ても、謎です!

今までのバンドツアーは、ほとんど新アルバムや新シングル曲を冠し、
その楽曲の披露を主眼とした構成(セットリスト)でした。

唯一そこからはずれ無冠だったのが、
2014年10・11月の“Kalafina LIVE TOUR 2014”でしたが、
これはすでに発表されていた日本武道館2days、THE BEST 2015“Red Day”“Blue Day”に向けての、
打ち入りのようなテーマを持っていました。

そういう意味では、今回のアリーナツアーは、Kalafina史上初にして最大の無冠アリーナツアー

つまり、まったく「こういう風に見てください」と提示しないライブ。 続きを読む

(ライブ番外編)梶浦&歌姫s観戦!ハチマキ王座防衛戦

殴り合い前に“symphonia”!?」の衝撃

試合の入場の際に、Kalafinaの曲をかけるキックボクサーがいるという噂をネットで見かけたのは、かなり前のことになる。

しかもかけた曲が“symphonia”だというので、アントニオ猪木の入場曲“INOKI bom-ba-ye”や、長州力“POWER HALL”、前田日明“Captured”、グレイシー一族“Fort Battle”、桜庭和樹“SPEED TK RE-MIX”などなど、血湧き肉躍り「首かっ切ってやる!」なアッパー曲を血肉として育ったプロレス&格闘技者としては、「“♪ず~っと~、む~か~し~の~も~の~が~た~り~を~♪”を入場テーマとするとは、どんな選手だ?」と、頭上に“?”が10個並ぶほど、想像を絶するイメージだった。

まさかのちに、後楽園ホールの応援席で、その選手の名を全力で叫び続ける日が来るとは思わなかった。

選手の名は、ハチマキという。
ここ1年ほどで、Kalafina現場で挨拶をし、タイミングがあえば食事に行く仲になったが、ふと気づけば、実は本名を私はまだ知らない。
ハチマキ選手はハチマキ選手。それで良いと思ってる。

木訥で真面目で誠実で普通のお兄さんなのだが、その正体はキックボクサー、しかもREBELS-MUAYTHAI(ムエタイ)スーパーライト級の現役王者という強者。
ところが本職は、梶浦由記の音楽を愛し、KalafinaとFJのライブに勇気をもらい、その魅力を広めようとする熱き伝道者であり、いちファンでありながら、「別冊カドカワ 総力特集 Kalafina (ムック)」にインタビューが掲載されるという活躍で知られる。

そんな二足のわらじなのかどうかはよくわからないが、おそらく世界にただ一人しかいない稀代の人物として、ハチマキ選手は「ハチマキ選手」としか言いようがない存在なのだ。 続きを読む

我愛你们、上海!~Kalafinaライブ・イン上海~

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Kalafina公演会場から見えた上海

Kalafina、6年ぶりの上海公演。
私が上海に到着した5/9(月)、2days公演の初日は、Kalafinaあるあるの雨。午後は小雨気味だったのが、開演時刻・夜7時15分が近づくにつれ、雨足は強くなっていった。

私は1999年から2005年にかけて、上海をはじめ中国各地をたびたび訪れていた。
当時はまだ北京オリンピック前で、先進都市・上海であっても街行く人の服装は垢抜けておらず、おじさんたちは路上に唾を吐き、母親は高級デパート前の植え込みで平然と赤ん坊におしっこをさせる、という状況だった。

しかし、日々刻々と変わる街、と言われる上海は、すっかり様変わりしていた。若者たちはおしゃれになり、路上に唾を吐く人はいなくなり、むしろ名物のプラタナス並木がある分、東京よりも落ち着いた都会という印象さえ受けた。中国恐るべし。

午後6時半すぎ、夕闇が迫る地下鉄10号線・陝西南路駅の出口から道へ出るや、だみ声のおじさんが「○○○票(ピャオ)~?、○○○票~?」と、若者たちに声をかけている。しかも、会場へと向かう道の横断歩道の手前と向かい側など、道の節目ごとに立っている。
まるっきり日本と同じたたずまいのダフ屋たちを眺め、仕事の様式が似た雰囲気を醸すのか?共産中国的にはダフ屋はどうなのよ?そういえば日本でKalafinaライブにこんなにダフ屋が出ているのって、見たことないな~、等思いながら、数分で会場到着。

上海文化広場。
キャパ1900人というので、横浜BLITZ(1700人)と中野サンプラザ(2200人)の中間ぐらいか~、小さめの会場かな~?と思っていた私の眼前に現れたのは、 続きを読む