Kalafinaアリーナライブ:神戸初日ネタバレなし感想

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「Kalafinaとは、何なのだろう?」

驚きと興奮と感動のライブの間、
目の前のステージで起きていることに意識を振り回されながら、
頭の片隅で考え続けていた。

今回のKalafina初のアリーナツアーについて、
事前のメンバーへのインタビューからは、
これまでとは異なる、新しいKalafinaを打ち出そうとしていたことがうかがえた。
特に、演出担当の南流石氏は、「私がやっていることは振り付けではない。Kalafinaの凄さを引き出すこと。Kalafinaの新しい扉を開く。」と明言していた。

Kalafinaはデビュー当時から見続けているが、確かに彼女たちのイメージは少しずつだが確実に変化を重ねてきた。
「劇場版 空の境界」のための梶浦由記プロデュースのミステリアスなユニットから始まり、ゴシック&ダークな曲から歴史番組のEDまで歌い上げるボーカルユニット、アニソン界随一の実力派、アコースティックライブをクラッシックホールでおこなうオトナのコーラスグループetc.
それぞれへの変化・拡大はその都度驚きではあったが、梶浦由記の音楽観と広大な音楽世界に収まるものであり、想定されるKalafina成長予想の、延長線上にあるものだった。

ところが今回のアリーナライブでの新しいKalafinaは、梶浦の音楽世界とは異なる、“ビジュアル・ステージ演出”の世界からもたらされたものだ。

1年半前の日本武道館から参加した南流石の演出は、プロジェクトへの参加から時間がなかったせいか、まず彼女のメインストリームである「振り付け」をおこなって賛否両論を呼び、次いで“far on the water tour”ではフロントスクリーンや風で旗をはためかせるギミックで新鮮な驚きを観客に与えた。
そうした試行錯誤を重ねた上で、Kalafinaとは何かを把握した南は、満を持して今回の驚くべき演出を投入したものと思われる。

これまでの梶浦世界からは生まれ得ぬ、しかし梶浦とKalafinaの世界観の延長線、拡大していった先に見えてくる世界を、南は神戸ワールド記念ホールに現出させた。

思わず見入り、時に驚きの声まで上げてしまうほどの表現技法によって、
Kalafinaがどんどん変貌していく。

息をのむ
惚れ惚れする
ドキドキする
凝視する

まさに“視覚で楽しむKalafinaの音の世界”を観客は旅する。

こんなKalafina、見たことない!
こんなKalafina、あったんだ!

そうしてライブを見ている頭の中では、
「Kalafinaとは、何だろう?」という疑問が、
わきあがっていった。

ツアーは、残り3回。
想定外のすさまじいKalafinaをあと3回も楽しめる、
いや、
今後、Kalafinaはまだまだ変わっていくし、
さらにすさまじい存在になっていくのを、
我々は見続けることができるのだ。

「Kalafinaとは、何だろう?」
どこまでも尽きない謎と、望外の喜びを
全身で受け止めていきたい。

【123日本武道館、準備はいい!?宿泊の予約は!?双眼鏡は!?予習は!?】
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